2日半で約一反強に植えた蕎麦の脱穀をやりました。
干した蕎麦をブルーシートの上で唐竿(からさお)で叩いて実を落とします。
結構回転させるタイミングが難しく、叩きすぎると実が飛んで行ってしまいます。
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大方の身が落ちたら、別のシートの上で残った実をこん棒やビール瓶でもう一度落とします。
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落ちた実を、唐箕で蕎麦の実と葉っぱや茎を飛ばしてゴミを取ります。
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その後は、精米機で磨きをかけ、土やゴミを選別してまた手作業で残ったゴミを取り除きます。
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蕎麦はそれほど高い食べ物ではありませんが、
自然の物を食べれるまでにするには大変な工程が必要です。

子供のころ、ご飯粒を残すと親からよく叱られたことを思い出しながら作業をしていると、
こぼれた一粒や、まだ茎に付いている一粒の実がもったいなくなります。

遊休農地の再利用の為に蕎麦を育てましたが、土の手入れ、刈り取りの時期、掛け干しの乾き具合、
脱穀の日の天気など自然との触れ合いが沢山あります。